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私は基本、テレビや報道というものは鵜呑みにはできない、と肝に銘じております。
特にテレビ。
元々報道というものが、どうも偏ってる気がすると思ってはいたんですが、東国原さんが宮崎県知事になった時や、台風の被害で本当に近所の町が水没した時、そして昨年の口蹄疫、今年の新燃岳の噴火。
それらを見ていると、まあ、なんて偏りまくってるのかと憤るよりも先に呆れ返った記憶があるからです。
テレビの画面は一方向からしか映しません。
そして彼らが求めるのは、ショッキングさ。話題があるかどうか。
一概に全部がそうだ! とは言いません。実際、彼らの報道のおかげで助かった人もいるだろうし、現状を見つけてもらって救助要請ができたりもしますし!
けれど、テレビというのは日常を映したって何にも面白くない代物なんですよね。
特にこういう災害の時などは、不安を煽るような作り方をすれば、人はつい見てしまいます。どうなるんだろう?! そう不安を煽れば、さらにテレビを見てしまいます。
テレビは映像なだけに、リアルに現場を映すから余計です。
けれど、忘れてはいけないのは、画面に映ることだけが全てではないってことなんですよー!
画面は写真と同じ、区切られた箇所なんです。その横には、別の景色、別の人、別の事件が流れてたりするものなんです。
絵になるように、テレビを映す人は場面を選んで区切って撮ってます。そして、限りなく日常に近いものや、他愛なく人が見てくれないようなもの…本当はそれが一番大切なことであっても、一目でそうと分からないものを映すことを良しとはしてくれません。
テレビなんですから、まあ仕方ないのかもしれないですけど。
後は情報を受け取るこちら側が、それらは精査しなくてはなりません。
けれど、見てるこちら側には、それがどうなのかという判別はつかない。
一番手っ取り早く、きちんと情報を得られるのは、確かにテレビだしなぁ。
腹が立つことも多いし、不安を煽るようにわざとやってるんじゃないの!? と思うことも多々あります。
受け取る私達が、それらに引きずられないようにしないと、と。特に昨年の口蹄疫の時に思ったものです。
なにせ、あれって報道規制まで入りましたからねぇ。
しかも報告会見とか、ちゃんと説明している所はまったく映さず、たまたま応答で憤ってる所だけを区切って映してはあれは駄目だ…みたいなコメントをしたり顔でつけてたりしたし。

現実私らがきちんと見て行かなくてはならないのは、右往左往したりバカなこと口走ったりしている人達ではないです。
あそこで、あの場で生きていてくれて、それからも頑張って頑張って頑張っている人達であり、救助に走っている人達であり、上がバカだろうがなんだろうが、必死で自分達の仕事をしているであろう一握りの現場の人達です。
そんな最前線で頑張ってくれている人達を、応援しなくてどうしますよ。

その場に行くことだけが応援でもないです。
来てくれるな、と本気で思った時間もありましたし。
遠い私達だからできることがあるはずです。支え方は一つではないはず、後方支援は目に見えないだけで数限りなくあります。買い控えとか、買い込みすぎとかもそうですよね。今必要でない物買い込みすぎは駄目ですよー。ちゃんと回らなくなります。
まあ、こっちではあんまりそんなのありませんが…これは多分九州という場所が被災現場から遠いからでしょうけども。どっちにしろ、注意は必要。過剰反応が一番怖いですしね。

何もできないと自分を追い詰めてはいけません。だって、何かは必ず繋がってるんですもん。
だからどこかが揺れたらこっちも揺れる。
それは大地もだし、水もだし、人もだし、気持ちもです。
それだけは確かだと思う。
今やってることが、無駄だと思ってはいけません。無駄だと思うことが、一番無駄だと思う。
生きていることは繋がりです。
ここ十年近く、私はそう感じました。水没した台風での町を呆然と見た時、沢山の命を勝手な理由で消していくのを目の当たりにして、他県に石投げられたりもした時、それでも沢山の人達が応援してくれた時、噴火で飛び起きたりした時、些細なことが、とてもとても大きくなって私らは支えられてきました。
今度は少しでも、それを返していきたいと思う。
連日言ってますが、できることをできる限りでいいと思うんですよ。
無理してもらっても、誰も嬉しくないです。無理しまくって救ってくれても、それでその人が倒れるようなことになったら、そっちの方がたまらない。
頑張ることも大切ですが、辛い時は辛いと喚いて、泣いてもらっていいんです。
その先に見えるものはあります。
今は、生き残った人達に感謝して、日常が送れる人は、きちんと彼らを支える為に生活していくのも、だから大切な救済の一歩になるはずです。
贅沢は敵だと思いますが(笑)
節電等もそう。
自分に関係ない、それだけは忘れて、繋がってるんだからと一つ一つに注意していかなくては…と。ホント今は思いますし、言い聞かせてますよー。

私なんてできた人間じゃないし、意思も弱い適当人間ですけども。
そんなその他大勢の一人でも、きっと何かの足しにくらいはなれるんじゃないかなと、それでいいからやってみようと、そう思ってます。

相方の日記にありましたが、きっと多分この言葉が一番、今の私が言いたい上に、中心にある言葉だと思うので、引用させてもらいます。書こうと思ってた言葉、先にきちんと書かれてて、やられたと思った(笑)

『わたしらが生きている今は、あの日、今日を生きるつもりだった人たちの今だ』

生きましょう。自分の生きる場所で。毎日を。



ブログ拍手ありがとうございます。
ゾロサンではない、あんな小さな話ではありますが、少しでも気に入ってもらえたら嬉しいです。
私らが今いる立場は、きっとあの王女様がいた立場に少しだけ似ているんじゃないかな…。
勇気を貰えるバイブルがあるって幸せです。
そしてその一押しも凄く幸せです。本当にありがとうございました!

一言レスは右下に畳んでおきます。心アタリの方はどうぞv


 政谷様
 こんばんは、無事に届いたお知らせありがとうございます。
 良かった、もしかすると届かないこともあるかもと少し不安だったので、一言いただけて安心しました。
 地震も無事だったようで、安心しました。
 さらに本の感想まで! ものすっごく私の方が有り難かったです!
 楽しんでもらえたなら、ホントなによりです!
 昨年の本は結構頑張ってイチャコラ三昧だった気がするんですが(笑)思い返すとなんだか恥ずかしい…気が…。
 サイトの更新も楽しみにしていただけるなら、もっと頑張れます。
 これからも出来る限り更新していきますね。
 余震等々まだ気が抜けませんが、どうかご自愛なさって楽しんでくださいv
 本当に一言まで、ありがとうございました!

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ほしづき さき
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自己紹介:
活字がなくては生きていけず。
日本文化にひたりまくり。
年期の入った刀好き。
どおりで、落ちた先は緑髪の剣士よ…(笑)
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素材元:十五夜  加工/構成:ashi