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今月も今日で終わりだというのに、何もできてない。
6月9日には、初福岡ドームのイベント参加します。既に新刊なんて…といった状態なんですけども…。せめて何かできないかあがいてみます。

こんばんは。
仕事がちょっと立て込んでて、ついでに雨のせいで恐ろしく段取りが変更の嵐で、あーもぅ。となってるここ数日。
明日も普通に仕事なんですけど、ちょっと美味しいもの食べたいと唸っておりますよ(笑)

そういえば、今日は夏コミの当落発表の日でもあり、U○Jのワンピショーの先行発売日でもあったんですねぇ。
TLがそういった情報に溢れてて、あー、皆頑張ってるなぁ、と見ていたんですが(まあフォロー少なくて知人ばかりなんですけどね(笑))一般販売が来週の7日だと教えてもらって、サンレスも同時に発売だよーと聞いたんです。が。その日は仕事の会合があってる。なんでその日!? それもジャストの時間だよ?!
コンビニにも走れないじゃないの。誰か変わってくれないかな…と呆然としておりました。
…行く、と一応宣言して仕事も丁度お盆休みのはずだし! という感じで計画建ててますが、ふと気付いたけど、私1人行動なんですよね。相変わらず。ふむ、誰か一緒に行ける人を探してみたいと思います。

さて、そんなわけで続きの旅行記です。
早く終わらせないと!(笑)

橿原神宮前

ホテルを出て、まず私らがしたのは、橿原神宮前駅に荷物を預けることでした。
コインロッカーに荷物を放り込み、切符を買ってまずは飛鳥を目指します。
レンタサイクルで飛鳥を回ることは決めていたのですが、この橿原神宮を拠点に飛鳥に行って帰ってきた方がいいのか、それとも、飛鳥から橿原神宮へと戻って来た方がいいのか。
地図だけでは良く分かってなかったので、ホテルの方に聞いたりした結果、飛鳥で自転車を借りて橿原まで戻ってくるコースの方がいい、と教えてもらったからです。
ホテルで飛鳥王国とかいう手帳ももらいました。割引や案内なんかがついている手帳でして、これがまた結構重宝。
準備万端に整えて、とりあえず飛鳥へと向かいました。
駅で私はシートタイプの日焼け止めを買ったりしておりましたが、その時はまだ曇り空だったんですよねぇ。
電車では、向かいに座った完全に歩く格好の初老の一団が、やはり飛鳥に降り立つようで楽しそうに話ししてたのが微笑ましかったです。

さて、飛鳥について、早速レンタサイクルの店に駆け込みました。
ホテルの近くにあったレンタサイクルの系列店です。そこなら乗り捨てで返すことも楽だとみたからです。
飛鳥はのんびりとした第一印象だだっ広い感じを受けました。が、雰囲気があまりにも地元に似ている。似ているったら似ている。
「なに、この慣れ親しんだ空気感は…」
「私の家の周囲に似ている」
「ああ、君の家は古墳の近くだしね…ってこの辺りも古墳地だよね」
だからかー。
と妙な納得をしまくる3人。
とりあえずレンタル屋にて、自転車貸してくださいー、と声をかけると初老の人が出てきました。
気軽に、はいどうぞ、と言って並べられている自転車を指差して、回るコースの説明なんかをしようとしてくれるんですが、ここで3人はマジで口を揃えていいました。
「電動自転車ありませんか?」
は? と目を見張る店主さん。
「普通の自転車と電動自転車だと差額どのくらいですか?」
と聞けば、そう大した差額ではありません。せいぜい200円ぐらい。
前日まで散々山歩きしまくって、階段上り下りしまくって、もう私らは普通に自転車乗って回るというけど、絶対罠があるよね、と妙な疑心暗鬼にかかっていたのでございます。前に乗ったという友人の「死にそうになった思い出」という単語もそれに拍車をかけてた(笑)
「いやでも、あんたたち若いから、自転車でいいんじゃない?」
と親切に言ってくれる店主さんに、
「いやぁ…もう若くないですし…既に足痛いしで、できれば電動がいいんですけど」
と豪快に笑って言う私ら。
そりゃ同じ自転車貸しても高い方が私らは有り難いけども、といいつつ、出してくれたのは赤い電動自転車。モーターついたヤツですね。
他の自転車は全部緑色だったんですよ。本来なら緑!といいたいところでしたが、ルフィ赤に決めました。ギアがついてて動いてくれるから…(笑)
そんなわけで、三台赤い電動自転車を借り、乗り方を教わり(←初めての人にはやっぱりちょっと癖がありました)ついでに私以外の二人が自転車乗るの10年ぶりくらいじゃね? と恐ろしいことを言っていたので、辺りを少し走ってみて(笑)
大丈夫!となってから出発です。
そこの店主さんから、地図をもらって、どう効率よく回ればいいかも聞いて、私ら一路走り出しました。
電動自転車の感想ですが。
まずペダルが軽い。そしてとにかく第一歩の踏み込みが軽い。1番負荷がかかるところを補助してくれる形なので、坂道がとにかくありがたい。一応自分で漕ぐというのは前提ですから、まったく負荷がかからないわけではないです。バイクではないですしね。でも、その補助はとてもとても楽でしたよー!…マジでちょっと欲しくなりました。

一路走り出して、まず最初に行きたいと辿り付いたのが『高松塚古墳』。
しかし既にここで、私らは思いきり電動自転車の恩恵に預かりまくりました。
古墳ある所はとてもとても坂!! きっと普通に自転車でも漕げないわけじゃないですよ。でもだらだらと坂。ましてや古墳の所なんかきっと押して歩かないといけないくらい坂!!
そして辿り付いたのがここです。



ここでの第一声が友人の
「高松塚古墳って…地元の鬼の岩屋古墳と何が違うというの!!?」
という絶叫でした。
「え? 何この違い。壁画があるかないかで、扱いがこうも違うのー?」
宮崎の西都という所に、大きな古墳群があります。一応昔は教科書にも出てた。結構有名な古墳群で今でもかなり整備されているし発掘もされてるし、前方後円墳とかも立派なのがありますが、そこにある古墳と確かに似ている。
「いやぁ、時代的にこっちのが新しいし…やっぱり壁画は大きいよ」
「納得いかないなー」
大きさ的には地元の方が大きいけども、そう笑いながら言い合いつつ古墳は古墳だとあっさり見て、次に壁画の模写されている展示館へと走ります。
この辺りで、レンタサイクルでもらった簡易地図と実際の距離の大体の換算をした私ら。
よし、楽勝で見たい所は回れる! と実感。
壁画の復元もちゃんと見て、手にした手帳に私らはスタンプ押すことをここで決意。集めるよ、集めてやるよ!と無駄に情熱を傾けだしました。

電動自転車のかなりな力を借り、すいすいと走るのはとてもとても楽しい。
飛鳥は巨石の場でもありますよね。とにかく石を見るのだー!
と次に回ったのがここ。
亀石です。



あまりの可愛さに、もうどうしようかと。
しかも畑と人家のド真ん中に、まるで公園というにも狭いちょっとした空き地くらいの場所に、見所として普通にドドンとあるんですよ、こんな巨石が。
うわーv と見ていたら、外人さんと日本人の夫婦かな、という方達が来て順番待ちしてたので、写真撮りますよーと言って二人を取ってあげたりこっちを取ってくれたりと、巨石の前でいきなり交流。
ひとしきり亀の可愛さを見て、私らは先に進みます。
次は携帯写メは撮らなかったけども、鬼の雪隠 鬼の俎という巨石の場所。
行ってみて思ったんですが、ここも普通の畑の端に農作業している人達の傍らに普通にあるわけです。
ある意味シュール。
きっと地元の人は、ただの邪魔な石だな、としか思ってないはず!(笑)
歴史的にも大切なものだと分かってはいるだろうし、伝説なんかもちゃんと残ってはいるので、大切だとは分かっているんでしょうがあまりにも普通にあるから、実感湧かなそう…というのが正直な感想です。
なにせ鬼の雪隠の巨石の周りに群がる観光客のすぐ隣で、畑のビニール貼りをやってて歩道の所なんかに腰掛けて、次どうビニール張るよ、という話をしているんですから(笑)

さて、この鬼の雪隠という巨石と俎の所で、初老の歩こう会の一団に会いました。
ふと、どっかでみた旗…と思ったら飛鳥行きの電車で一緒した人達でした。勿論向こうは私らのことなんか知らないでしょう。歩いているからか、ゆっくり見て回る彼ら総勢何人だろう、とにかくその人数を横目に、私らは止めた自転車に乗ってすすいーとすり抜けたわけですが、普通に走ってる緑の自転車と明らかにフォルムも色も違う自転車。
めざとく見つけたらしい人達が
「それは電動か!若いのに!」
と笑いながら声をかけていくので、一応最後尾を走っていた私が、
「あははは、電動でーーす!正解でーす!若くないでーす!」
これも笑いながら交流というより会話を交わして走って行ったりしたのでした。
そして、この流れが後々本当に交流になったんですが、それはまた明日以降にします。

毎度長くなるなぁ。
とにかく本日はこれまでにして、飛鳥話はまたー!

ブログ拍手ありがとうございます。
おっちらえっちらの旅行話ですが、読んで下さってると思うと嬉しいです(笑)
頑張ろうと思える一押しを、ありがとうございましたーvv

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ほしづき さき
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活字がなくては生きていけず。
日本文化にひたりまくり。
年期の入った刀好き。
どおりで、落ちた先は緑髪の剣士よ…(笑)
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素材元:十五夜  加工/構成:ashi