騒動というものは

別に自分のことではなくても、どこからかやってくる物なんですね。

こんばんは。
夜は師匠の通夜式。
ということで、通夜に間に合うように、と必死で仕事片づけようとしていたら本日の仕事の品が、それはそれはそれは見事な半壊品でございまして、絶句とはこのことだ。
朝から計画ぶち壊された感じだったんでございます。

しかし、そんなことを言いつつ、必死こいていたら１０時過ぎくらいに結構な本当の破壊音。
あまりの音に外に出て、見てみたら目の前の道路のほんの十メートルくらい先の大きな交差点のド真ん中で、結構な事故が…。
一気に目の前は渋滞、外に出ていた配達組みは目の前の家に戻れず。大回りしようにも渋滞に巻き込まれて、動けない。
しかも事故で怪我人が出てて、交差点内はそれから警察に救急車にレスキュー消防車等等、とにかく人だかり。久しぶりにおまわりさんの手旗信号式で車誘導見ました。
さて、そうこうしていたら、私の目の前を一人のお爺さんがフラフラ歩いて行くのが見えました。
私は別の方が丁度仕事の話をしにきてしまっていて、そちらの方と話しながら、フラフラ歩くお爺さんを見かけない人だな…と目の端に置いていたんでございます。
何故なら、我が家の前に置いてある看板なんかに手を置いて、休憩したりしていたからです。
でもなんとなく楽しそうだから、もしかして事故見物にきたのかな？　と思いつつ、お客さんと話をして、渋滞中を戻っていくその方を見送ったりなんかしていたわけですが。
事故処理は時間がかかっているし、どうもバイクと車との衝突だったからか、めちゃくちゃになったバイクやらを除けるのに手を貸してるご近所さん達。手伝えることあるかな、と見ていたら、似たような服を着た介護職系の人達がいつの間にか結構な人数で出てきているではないですか。
ああ、これは怪我した人の会社の人達なのかな？　と想像しながら、ご近所さん達に声をかけたりしていたら、不意に大声で
「いたー！　お爺ちゃん、すっごく心配したじゃない！　駄目よ、抜け出したら！！」
という感極まった声。
見てみたら、フラフラ歩いていたお爺ちゃんが介護職の方達に捕獲されておりました。
いや、本当に捕獲だった。両腕を二人に掴まれ、半ば抱え上げるようにして身柄拘束。
優しくしてはいたんで、お爺ちゃんもへらっと笑ってはいるんですが……もしかして、この人数の同じ服の人達は…と見てみたら、全員そのお爺ちゃんを探していた人達らしい。
事故で人が溢れているのとかを感じて、どうやら介護施設に来ていたデイケアのお爺ちゃんは、野次馬しに抜け出してきたらしく。
それを必死で探していたようで…お爺ちゃん…とこちらは苦笑。
現場は、本当に事故の関係者と警察関係者、ご近所さんに野次馬と、爺ちゃん捕獲人と、なんかもうカオスにつぐカオスでした。

目の前の道は昔から良く事故が起こる場所だったんで、なんかご近所さん達は対処に慣れてるのが苦笑を誘いますが、なんにしろ、事故は本当に怖いもの。
車運転しなきゃどこにも行けない田舎だけども、安全運転は大切だなと、こういうのを見ると改めて思いますよ！

まあ、今回はお手伝い等もそんなにしなくて良かったので、実質手を取られることはなかったんですが、それにしてもそういう状態で午前中がパア。
ドタバタし通しの１日になった感じでした。
なんだかなぁ。
私自身はあんまり関係ないはずなんだけど、日々何かかにかあるのが人生なんでしょうねぇ。
気をつけましょう。本当に。

師匠の通夜も無事に終わりました。
明日の葬式は私は行かずに、また後で顔を出すことになりましたが、師匠が楽しくあっちに行く後押しに仕事頑張ります。

早起きに切り替えたい…。しかし寒い。
そんなことを思いつつ、本日はこれまででーす！

ブログ拍手ありがとうございます。
お陰様で良い式に参加できたと思います。いたわりの一押しに、寂しさも少し和らぎました。
心から、ありがとうございました！