いろーんな「こうかい」展開中!
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…ありきたりではありますが、オーマイガッ!
と叫びたくなることもございます。
ここのところ、一月、実は神社関係の仕事を少々やっておりました。
ひっじょーーーに近くに大きな神宮があるんですけどね。そこの宮司さんが先日とうとうお亡くなりになりまして。
新しい宮司さんが来る、ということで、心機一転、色々とやりかえよう!ということらしく、細々ではありますが、仕事がきてたんです。
それは有り難いことなのでいいんですが。
今までの宮司さんは、それはそれはまれに見るケチな方でして。
派手なことが大嫌い、いかに緊縮地味に手堅くいくか…というのが好きな方でした。いや、これはもう神宮周辺の者達が開いた口が塞がらない…というくらいにそうだったので、私の意見ではございませんのであしからず(笑)
でもまあ、そういうのは人の性格というものです。
それでもこの方、結構長い間神宮におられまして。その間にかなり神宮は廃れてしまいました。…本当に(笑)困ったことだと言ってたんですが、まあ、それも時代かなー…と思ってたんですけどもね(笑)
で、高齢につき、お亡くなりになったので神社庁から新しい宮司さんがやってくる…というので、仕事が回ってきたんですが。
今度の宮司さんは、なにやらやたらと思い切りの良い人で、かなり行動的な方らしく。
神宮にふさわしく、きちんとした歴史も考慮し、人々に敬われることのできる神宮を!
と言っていたらしいことが先日新聞に出てました。
いいんです。
それはいいんですが、その為に、一通りの仕事が終わった後、追加で
「昔ながらの正式な方法で、神宮の拝殿に置く代物を作ってください!」
と言ってきました。
うん、そういうのは別にいいけど、これ時間かかるし…結構重いんだけどいいのかなぁ…と説明してみたんですが、新しい宮司にはしゃいでいる神主さん達は酷く軽く
「いーですよー♪」
という返事。手作りで妙に時間のかかる上に手間も非常にかかるそれを親父さんは必死で作り上げました。
それを数日前に納めてきたんですが、本日、そこからフイに電話がかかってきました。
「………あの、作ってもらった代物…重すぎて動かすことが非常に辛いので…作り直して…」
だーから言ったのにっ!!
「それが本当に正式な代物なんですが…。もう一つ言えばですね、それ動かすものではないんですけども…。どこぞにきちんと安置してくだされば…」
「え、でもやっぱり動かさないと困るんですよね…」
納めに行った時重いので、職人が二人がかりで抱えて、きちんと場所に安置しましょうか?と尋ねた時にも、「あー、こっちでやりますから、適当にそのアタリにおいてくださいv」と軽く言ってたらしいんですが。どうやらそこから動かせなかったらしいです。
だから重いって注意したのに…orz
結局凄まじく手間のかかったそれを、作り直しということになり、非常に手間と材料費のかかるそれにがっくり肩を落としまくる一同。
神様あんまりだ!!
と氏子は叫びます。…こうなりゃご加護でもくれい(T_T)頑張るから。
そんなことを呻きつつ、その人達はもう一つ私に耳打ちしてきました。
「あの緒太ってご存じですか? もうこちらでは文献しか残って無くって…昔は使ってたらしいんですが、もう形一つ残ってない代物なんですけども」
…これがまた聞き覚えがあったりするんですよ、私。
「…はい…なんかで聞いた覚えが…」
「それ作ってもらえないでしょうかね?」
うろ覚えの代物、嫌な予感てんこ盛り。
「調べてみます」
帰って速攻調べてみたら、とある特殊な草鞋でした。
聞いたことあるはずだ、狂言とかの演目でもそんなのがあるし、これ平安時代の履き物の一種でしかも戦国時代によく使われてた代物で、一時は忍者とかも愛用してたって…代物じゃないか…。
無理。
まるっきり、専門外。つか、これ本当に私らの業種が作ってるの? と思ってさらに調べたら、確かに私らの業種か仏具屋で取引されていることが判明。
でも、私らではまず無理(笑)だって今これ作ってる人って、奈良か京都の同業者らしいけども、これは工芸品の域(笑)東大寺に奉納する人が作ってるくらいしかないよ! 私らにはもう知識も作り方も伝わってないよ!
なんかもう、神様どうよ!?
仏様のが勝ってるよ!?
いや、意味が違うんだけども…orz
そんなわけで、一日、
「ギャー!神様勘弁してよっ!」
と喚いておりました。
どうせなら、普通の仕事をくださいぃ(笑)
そんな感じの仕事模様。サイトのことなんて欠片も関係ないのに、書いてます。日誌だからいいか、もう(笑)
そんなわけで、明日も仕事です。いい加減もう曜日の感覚もなくなってきた。
サイトの更新したい…ううう。
呻きつつ、本日はこれまででーす(T_T)/
と叫びたくなることもございます。
ここのところ、一月、実は神社関係の仕事を少々やっておりました。
ひっじょーーーに近くに大きな神宮があるんですけどね。そこの宮司さんが先日とうとうお亡くなりになりまして。
新しい宮司さんが来る、ということで、心機一転、色々とやりかえよう!ということらしく、細々ではありますが、仕事がきてたんです。
それは有り難いことなのでいいんですが。
今までの宮司さんは、それはそれはまれに見るケチな方でして。
派手なことが大嫌い、いかに緊縮地味に手堅くいくか…というのが好きな方でした。いや、これはもう神宮周辺の者達が開いた口が塞がらない…というくらいにそうだったので、私の意見ではございませんのであしからず(笑)
でもまあ、そういうのは人の性格というものです。
それでもこの方、結構長い間神宮におられまして。その間にかなり神宮は廃れてしまいました。…本当に(笑)困ったことだと言ってたんですが、まあ、それも時代かなー…と思ってたんですけどもね(笑)
で、高齢につき、お亡くなりになったので神社庁から新しい宮司さんがやってくる…というので、仕事が回ってきたんですが。
今度の宮司さんは、なにやらやたらと思い切りの良い人で、かなり行動的な方らしく。
神宮にふさわしく、きちんとした歴史も考慮し、人々に敬われることのできる神宮を!
と言っていたらしいことが先日新聞に出てました。
いいんです。
それはいいんですが、その為に、一通りの仕事が終わった後、追加で
「昔ながらの正式な方法で、神宮の拝殿に置く代物を作ってください!」
と言ってきました。
うん、そういうのは別にいいけど、これ時間かかるし…結構重いんだけどいいのかなぁ…と説明してみたんですが、新しい宮司にはしゃいでいる神主さん達は酷く軽く
「いーですよー♪」
という返事。手作りで妙に時間のかかる上に手間も非常にかかるそれを親父さんは必死で作り上げました。
それを数日前に納めてきたんですが、本日、そこからフイに電話がかかってきました。
「………あの、作ってもらった代物…重すぎて動かすことが非常に辛いので…作り直して…」
だーから言ったのにっ!!
「それが本当に正式な代物なんですが…。もう一つ言えばですね、それ動かすものではないんですけども…。どこぞにきちんと安置してくだされば…」
「え、でもやっぱり動かさないと困るんですよね…」
納めに行った時重いので、職人が二人がかりで抱えて、きちんと場所に安置しましょうか?と尋ねた時にも、「あー、こっちでやりますから、適当にそのアタリにおいてくださいv」と軽く言ってたらしいんですが。どうやらそこから動かせなかったらしいです。
だから重いって注意したのに…orz
結局凄まじく手間のかかったそれを、作り直しということになり、非常に手間と材料費のかかるそれにがっくり肩を落としまくる一同。
神様あんまりだ!!
と氏子は叫びます。…こうなりゃご加護でもくれい(T_T)頑張るから。
そんなことを呻きつつ、その人達はもう一つ私に耳打ちしてきました。
「あの緒太ってご存じですか? もうこちらでは文献しか残って無くって…昔は使ってたらしいんですが、もう形一つ残ってない代物なんですけども」
…これがまた聞き覚えがあったりするんですよ、私。
「…はい…なんかで聞いた覚えが…」
「それ作ってもらえないでしょうかね?」
うろ覚えの代物、嫌な予感てんこ盛り。
「調べてみます」
帰って速攻調べてみたら、とある特殊な草鞋でした。
聞いたことあるはずだ、狂言とかの演目でもそんなのがあるし、これ平安時代の履き物の一種でしかも戦国時代によく使われてた代物で、一時は忍者とかも愛用してたって…代物じゃないか…。
無理。
まるっきり、専門外。つか、これ本当に私らの業種が作ってるの? と思ってさらに調べたら、確かに私らの業種か仏具屋で取引されていることが判明。
でも、私らではまず無理(笑)だって今これ作ってる人って、奈良か京都の同業者らしいけども、これは工芸品の域(笑)東大寺に奉納する人が作ってるくらいしかないよ! 私らにはもう知識も作り方も伝わってないよ!
なんかもう、神様どうよ!?
仏様のが勝ってるよ!?
いや、意味が違うんだけども…orz
そんなわけで、一日、
「ギャー!神様勘弁してよっ!」
と喚いておりました。
どうせなら、普通の仕事をくださいぃ(笑)
そんな感じの仕事模様。サイトのことなんて欠片も関係ないのに、書いてます。日誌だからいいか、もう(笑)
そんなわけで、明日も仕事です。いい加減もう曜日の感覚もなくなってきた。
サイトの更新したい…ううう。
呻きつつ、本日はこれまででーす(T_T)/
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活字がなくては生きていけず。
日本文化にひたりまくり。
年期の入った刀好き。
どおりで、落ちた先は緑髪の剣士よ…(笑)
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