いろーんな「こうかい」展開中!
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いーっぽすすんっでにっほさっがる♪
普通に間違えました。
さーんぽすすっんでにっほさがる♪
ですね。
最初のだと後退だよねぇ…(__;)
こんばんは、なんか気分はそんな感じでレッツらごう。ふるっ!
妙に仕事が痛い感じです。誰だ本日が占い最下位だから全員最下位だと喜んでいたバカは。
本気で最下位つっぱしった感じの一日でございました。
哀愁漂う証明のように、落ち葉も凄まじく、掃いても掃いても
「どこを掃除したの?とか言ったら、本気で殺したくなるから言わないで…」
と誰もが荒みきる感じの春模様。
風に揺れる楠のそれはそれは綺麗な新芽が出ているおおぶりの枝からは、はらはらはらはらはら…落ち葉に混じってなにかが降ってきます。
…楠の…花……。
ご存じでしょうか、楠の花。
おこちゃまの爪ほどの小さく黄緑色の微かな粒のようなもの…それまで一緒に風に舞います。
花粉だってもっとしおらしく舞うわいっ!!
見えないようにな…。
と思うほどに、それがアスファルトを埋め尽くしていきます…なんて綺麗な緑の絨毯♪
色々と殺意が芽生えそうな一瞬です。
特に掃除をしようという時には。それ以外では、もう
「あはははははははははははは」
と笑ってるくらいしかないんですけども。
どんな笑いかは、もうこの際ほおって置いてください…orz
で、突発こんなこと考えましたってのは、最後に続きで入れておきます。
頭沸いてる春です。
爛漫になるには桜は逃したが他のものが綺麗です。そろそろ藤が咲き誇ります。ツツジはもう凄まじく綺麗ですしね…藤…天ぷらにする分を山からとってこないと…←食い気が勝る
そんな感じで本日はこれまで!
あ、私信です!
改名候補に大笑いしてしまって、暫くPCの前に突っ伏してましたー!
あの名前考えたあなた様に、せいっだいに拍手!!
突っ走ってはくれないんだなーと思って、思い出しては顔が笑います。
…面白すぎる(笑)
で、本日は続き残してこれまでー♪
普通に間違えました。
さーんぽすすっんでにっほさがる♪
ですね。
最初のだと後退だよねぇ…(__;)
こんばんは、なんか気分はそんな感じでレッツらごう。ふるっ!
妙に仕事が痛い感じです。誰だ本日が占い最下位だから全員最下位だと喜んでいたバカは。
本気で最下位つっぱしった感じの一日でございました。
哀愁漂う証明のように、落ち葉も凄まじく、掃いても掃いても
「どこを掃除したの?とか言ったら、本気で殺したくなるから言わないで…」
と誰もが荒みきる感じの春模様。
風に揺れる楠のそれはそれは綺麗な新芽が出ているおおぶりの枝からは、はらはらはらはらはら…落ち葉に混じってなにかが降ってきます。
…楠の…花……。
ご存じでしょうか、楠の花。
おこちゃまの爪ほどの小さく黄緑色の微かな粒のようなもの…それまで一緒に風に舞います。
花粉だってもっとしおらしく舞うわいっ!!
見えないようにな…。
と思うほどに、それがアスファルトを埋め尽くしていきます…なんて綺麗な緑の絨毯♪
色々と殺意が芽生えそうな一瞬です。
特に掃除をしようという時には。それ以外では、もう
「あはははははははははははは」
と笑ってるくらいしかないんですけども。
どんな笑いかは、もうこの際ほおって置いてください…orz
で、突発こんなこと考えましたってのは、最後に続きで入れておきます。
頭沸いてる春です。
爛漫になるには桜は逃したが他のものが綺麗です。そろそろ藤が咲き誇ります。ツツジはもう凄まじく綺麗ですしね…藤…天ぷらにする分を山からとってこないと…←食い気が勝る
そんな感じで本日はこれまで!
あ、私信です!
改名候補に大笑いしてしまって、暫くPCの前に突っ伏してましたー!
あの名前考えたあなた様に、せいっだいに拍手!!
突っ走ってはくれないんだなーと思って、思い出しては顔が笑います。
…面白すぎる(笑)
で、本日は続き残してこれまでー♪
竹箒、というものを手にしたのは初めてだった。
竹箒と名がつくだけに、本当に竹で作られている。
持つ棒も竹、掃く為のブラシの部分も細い竹の枝を束ねた物。しかも不揃いだから、好き勝手に広がっているのに妙に裾広がり。
手にした感想としては、固い。
固いが…掃いてみると、これが以外と柔らかく感じるからまた不思議だ。
ふむ、とサンジは竹箒を抱えるように肩に寄せ、考えるように顎をなでた。
基本バラティエで使っていた掃除道具はモップに、ブラシ。箒の類というか、掃くもの…も勿論揃えてはあったが、海の上で掃くという行為はあんまり必要なく、とにかく拭くのが通常だった。
バラティエ自体海の上をのんびりと浮いている様子から分かるように、あまり陸に帰港するということはなかった。あの魚の船は海の上にいる方が当然と考えていたようで、陸に繋がれるといつ死ぬかとハラハラしそうな…あくまで雰囲気があった。
なので、買い出しには、買い出し船を使ってそれぞれのコックが回っていたし、陸にいくのは、嵐を避ける為や修理等の本当にやむにやまれぬ時だけだったのだ。
だからこそ、余計に掃く…ということになじみがなかったのかもしれない。
やってくるお客も、地面を伝ってくるわけではないので、靴が泥まみれ…とかいうのは殆どなかったし。要するに掃くに値する汚れ方はなかなかしなかったからだ。
だからといってまったく掃くことがなかったかと言えばそんなことはなく。
どういうわけか、人が集まると埃が自然とたつ。なにもしてないのに、どうしてかうっすらと白く積もる埃に、拭くよりも掃くことの方が良い時もあったりて。
なので、箒はあった。
一応。
だがこんなごつい箒ではなかった。
もっと柄の部分は繊細な細い薄茶の棒で、短かく。棒の先に束ねられている部分はもっと柔らかく目の細かい、椰子のシュロのようなもので、それは綺麗に揃えられていた。
まちがってもこの竹箒のように、枝が四方八方適当に伸びている感じではなかった。掃いたあとも残らない優れものだったのだが…。
「…なあ」
きゃーーー♪という歓声をあげて、走り回るチョッパーが目の前を過ぎっていくのを見つつ、そう後ろにいるはずの男に声をかけてみる。
まてまてー♪と何が待てなんだかと、手に持った箒を振り回して、ルフィとその後ろをウソップがやっぱり箒を手に先を行くチョッパーを追いかけていく。
大きな庭のある別荘の庭掃除さえしてくれれば、ただでご宿泊。という好条件に踊った自分では掃除しない気まんまんのナミによる、素晴らしい節約生活も本日で二日目。
庭は、それはもう広く…半ば林と化している。
走り回る3人は、今は箒を手にちゃんぱらゴッコをしていて、カンカンと打ち合う乾いた竹の音が響いている。
「…あれって…あり?」
指先で遊ぶ3人を指し示せば、面倒そうな気配が動いた。
「なにがだよ、チャンパラか? なんでも有りだろ、あいつらなら」
「いや、まあ、気持ちは分かるんだけどよ…箒でああいうの有りなのかと…」
もの凄く以外なことに、庭の掃除を初めてみると、ゾロが一番落ち葉を集める掃除が上手かった。
どうやら子供の頃などにやたらとやらされていたことがあったらしく、箒の扱いも手慣れている。
ゾロのくせにっ!
と謂われのない思いを抱いたりしたが、ゾロが掃いた跡が地面に綺麗に並んでいると、それだけで何故かわくわくしてしまった。
竹箒は固いから、地面を掃くと跡がつくのだ。
繊細ではないけれど、まるで海の上に風波がたった時に見えるような模様は、いつも消えなきゃいいのになー…と幼い頃にぼんやりと海面を見ていた頃を思い出して、妙に懐かしい。しかも消えないのが、さらに嬉しい。
「箒の使い道としては、有りだろ。箒なんざ、即席の遊び道具じゃねぇか。チャンバラ、玉遊びのパット、実を取る時の道具に支え、なんでもござれだ」
ついでに罰を与えられる時には、即席の叩き棒にもなる。
「どう考えても、本来の用途とは違う気がするがな」
「まったくだ。で、お前はさっきから、なにしてんだよ」
竹箒を抱いて立ちつくすサンジは、ぼんやりと目の前に山になっている枯葉を見て、うん、と素直に頷く。
なんだろう。
こんなことしたこともないのに、何故か妙に…妙に懐かしい気分がわいてくる。
「上手く掃けねぇんだよ。なぁ…お前なんでそんなに器用に掃けるわけ?」
適当に広がった竹の枝は、不揃いなだけにいざ掃こうとすると、妙に勝手悪く、しかも落ち葉に突き刺さって抜けなくなってしまってしゃがみ込むこと多数だ。
そうなってしまうと、なかなか先に進めない。
「てめぇは細かいことを気にしすぎだ。竹箒にいちいち正確さを求めんな。こんなのは大雑把でいいんだよ。その方がかえって綺麗にまとまる」
どうせ…とゾロは微かに空を仰ぐ。
そこに広がる木々達は、今も枝に一杯の緑の葉を茂らせて活き活きと天の恵を目指している。
「ついでに、キリもねぇんだ」
つられて空を見て、サンジは苦笑に似た笑みを見せた。
「ちげぇねぇ。でも、こいつはなんかマスターしたいんだよ。竹箒初めてなんだ」
ゾロは一瞬いぶかしげな目でサンジを見たが、ふと、サンジの腕を掴んだ。
は?と思った時には、ゾロはサンジの背後に立ち、覆い被さるように背後からサンジの箒を持った。
「まずこうやって持つんだよ。上と下とでは間隔をあけて。そう、もっと真っ直ぐ背伸ばして」
とん、と突かれた背はゾロの体温で温かい。
「は? え? なに?」
「ほれ、持つ」
言われて示された通りに持つと、背後でゾロが笑った気配がする。カチンときて振り返ろうとしたのを、ゾロの指示が無理矢理止めた。
「で、もっと大きめに振る…ああ、普通の箒よりももっと上を撫でるようにだ。そう…枝の下の部分が地面に対してなぞるように…」
地面が擦れる時の音がした。砂が鳴る時のような音だ。
そして幾重もの線が足元に延びる。
「へぇ…」
「後は繰り返しだ。簡単だろうが」
力加減、なのか。
箒のくせに、奥が深い。
言われた通りに何度かやってみると、成る程確かに面白いように落ち葉を集められる。1メートル四方を隙間無く綺麗に掃けと言われたら、まず絶対に無理だろうが、広い庭ならこれで十分だ。
「おっもしれぇ!」
「で、落ち葉を集めたら…勿論、次にやるこたぁ、たき火だ。で、その中に芋入れるのが常識だな」
「おう、それはおれに任せとけ! サツマイモは既に用意済みだ! おう、野郎共、遊んでねぇで早く落ち葉集めろ! おやつ抜きになるぜっ!」
ひゃーーっと慌てて走ってくる、3人は、それでも全開の笑顔だ。
急いで集めた落ち葉の山に、芋を仕込んで火を放つ。
勿論風があまり邪魔しない位置は確認済みだ。
ふんふん、と火加減を見ていたサンジは、ふと、ゾロが箒を逆さにして何本も木に立てかけるのを見て首を傾げた。
「…てめぇ…なにしてんだ?」
ゾロはほんの少しあらぬ方を見ると、小さく肩を竦めた。
ゾロが見やった方には、別荘の前の芝庭に置かれた白い机と椅子に腰掛けて楽しそうに談笑するナミとロビンの姿があった。
「…まあ、本来の用途とは違うんだがな…」
半ば諦め同然といった風に立てかけた竹箒を見つつ、ゾロは持っていたタオルを被せる。
「魔女よけだ」
意味が分からず首を傾げるサンジ達の奥から、ナミの声がかかった。
「サンジくーん、私達冷えてきたから、部屋に戻っておくわねー」
「はーい! いっちゃうのは寂しいけど、風邪ひかないようにしてねー♪ 後から温かいデザートもっていくよほー♪」
小躍りしつつ返答を返すサンジを見ながら、ゾロは1人頷いた。
箒は神様の一種という。
神なんざ信じはしないが、これは効いたのかもな。
箒の使い道はまだあるのだと、今度じっくりとまた教えるか…と思うゾロは、ご苦労さん、と箒をそっと撫でたのだった。
やまなし意味なし、オチ無し。
単に箒を使ってて、箒の使い道を考えていただけです。
だから、恐ろしい程に、脈絡ない文章(笑)
息抜きにしても、なんだかなぁ。まあ、そんなのもたまには有りということで…箒で掃きだしたい(笑)もう!
竹箒と名がつくだけに、本当に竹で作られている。
持つ棒も竹、掃く為のブラシの部分も細い竹の枝を束ねた物。しかも不揃いだから、好き勝手に広がっているのに妙に裾広がり。
手にした感想としては、固い。
固いが…掃いてみると、これが以外と柔らかく感じるからまた不思議だ。
ふむ、とサンジは竹箒を抱えるように肩に寄せ、考えるように顎をなでた。
基本バラティエで使っていた掃除道具はモップに、ブラシ。箒の類というか、掃くもの…も勿論揃えてはあったが、海の上で掃くという行為はあんまり必要なく、とにかく拭くのが通常だった。
バラティエ自体海の上をのんびりと浮いている様子から分かるように、あまり陸に帰港するということはなかった。あの魚の船は海の上にいる方が当然と考えていたようで、陸に繋がれるといつ死ぬかとハラハラしそうな…あくまで雰囲気があった。
なので、買い出しには、買い出し船を使ってそれぞれのコックが回っていたし、陸にいくのは、嵐を避ける為や修理等の本当にやむにやまれぬ時だけだったのだ。
だからこそ、余計に掃く…ということになじみがなかったのかもしれない。
やってくるお客も、地面を伝ってくるわけではないので、靴が泥まみれ…とかいうのは殆どなかったし。要するに掃くに値する汚れ方はなかなかしなかったからだ。
だからといってまったく掃くことがなかったかと言えばそんなことはなく。
どういうわけか、人が集まると埃が自然とたつ。なにもしてないのに、どうしてかうっすらと白く積もる埃に、拭くよりも掃くことの方が良い時もあったりて。
なので、箒はあった。
一応。
だがこんなごつい箒ではなかった。
もっと柄の部分は繊細な細い薄茶の棒で、短かく。棒の先に束ねられている部分はもっと柔らかく目の細かい、椰子のシュロのようなもので、それは綺麗に揃えられていた。
まちがってもこの竹箒のように、枝が四方八方適当に伸びている感じではなかった。掃いたあとも残らない優れものだったのだが…。
「…なあ」
きゃーーー♪という歓声をあげて、走り回るチョッパーが目の前を過ぎっていくのを見つつ、そう後ろにいるはずの男に声をかけてみる。
まてまてー♪と何が待てなんだかと、手に持った箒を振り回して、ルフィとその後ろをウソップがやっぱり箒を手に先を行くチョッパーを追いかけていく。
大きな庭のある別荘の庭掃除さえしてくれれば、ただでご宿泊。という好条件に踊った自分では掃除しない気まんまんのナミによる、素晴らしい節約生活も本日で二日目。
庭は、それはもう広く…半ば林と化している。
走り回る3人は、今は箒を手にちゃんぱらゴッコをしていて、カンカンと打ち合う乾いた竹の音が響いている。
「…あれって…あり?」
指先で遊ぶ3人を指し示せば、面倒そうな気配が動いた。
「なにがだよ、チャンパラか? なんでも有りだろ、あいつらなら」
「いや、まあ、気持ちは分かるんだけどよ…箒でああいうの有りなのかと…」
もの凄く以外なことに、庭の掃除を初めてみると、ゾロが一番落ち葉を集める掃除が上手かった。
どうやら子供の頃などにやたらとやらされていたことがあったらしく、箒の扱いも手慣れている。
ゾロのくせにっ!
と謂われのない思いを抱いたりしたが、ゾロが掃いた跡が地面に綺麗に並んでいると、それだけで何故かわくわくしてしまった。
竹箒は固いから、地面を掃くと跡がつくのだ。
繊細ではないけれど、まるで海の上に風波がたった時に見えるような模様は、いつも消えなきゃいいのになー…と幼い頃にぼんやりと海面を見ていた頃を思い出して、妙に懐かしい。しかも消えないのが、さらに嬉しい。
「箒の使い道としては、有りだろ。箒なんざ、即席の遊び道具じゃねぇか。チャンバラ、玉遊びのパット、実を取る時の道具に支え、なんでもござれだ」
ついでに罰を与えられる時には、即席の叩き棒にもなる。
「どう考えても、本来の用途とは違う気がするがな」
「まったくだ。で、お前はさっきから、なにしてんだよ」
竹箒を抱いて立ちつくすサンジは、ぼんやりと目の前に山になっている枯葉を見て、うん、と素直に頷く。
なんだろう。
こんなことしたこともないのに、何故か妙に…妙に懐かしい気分がわいてくる。
「上手く掃けねぇんだよ。なぁ…お前なんでそんなに器用に掃けるわけ?」
適当に広がった竹の枝は、不揃いなだけにいざ掃こうとすると、妙に勝手悪く、しかも落ち葉に突き刺さって抜けなくなってしまってしゃがみ込むこと多数だ。
そうなってしまうと、なかなか先に進めない。
「てめぇは細かいことを気にしすぎだ。竹箒にいちいち正確さを求めんな。こんなのは大雑把でいいんだよ。その方がかえって綺麗にまとまる」
どうせ…とゾロは微かに空を仰ぐ。
そこに広がる木々達は、今も枝に一杯の緑の葉を茂らせて活き活きと天の恵を目指している。
「ついでに、キリもねぇんだ」
つられて空を見て、サンジは苦笑に似た笑みを見せた。
「ちげぇねぇ。でも、こいつはなんかマスターしたいんだよ。竹箒初めてなんだ」
ゾロは一瞬いぶかしげな目でサンジを見たが、ふと、サンジの腕を掴んだ。
は?と思った時には、ゾロはサンジの背後に立ち、覆い被さるように背後からサンジの箒を持った。
「まずこうやって持つんだよ。上と下とでは間隔をあけて。そう、もっと真っ直ぐ背伸ばして」
とん、と突かれた背はゾロの体温で温かい。
「は? え? なに?」
「ほれ、持つ」
言われて示された通りに持つと、背後でゾロが笑った気配がする。カチンときて振り返ろうとしたのを、ゾロの指示が無理矢理止めた。
「で、もっと大きめに振る…ああ、普通の箒よりももっと上を撫でるようにだ。そう…枝の下の部分が地面に対してなぞるように…」
地面が擦れる時の音がした。砂が鳴る時のような音だ。
そして幾重もの線が足元に延びる。
「へぇ…」
「後は繰り返しだ。簡単だろうが」
力加減、なのか。
箒のくせに、奥が深い。
言われた通りに何度かやってみると、成る程確かに面白いように落ち葉を集められる。1メートル四方を隙間無く綺麗に掃けと言われたら、まず絶対に無理だろうが、広い庭ならこれで十分だ。
「おっもしれぇ!」
「で、落ち葉を集めたら…勿論、次にやるこたぁ、たき火だ。で、その中に芋入れるのが常識だな」
「おう、それはおれに任せとけ! サツマイモは既に用意済みだ! おう、野郎共、遊んでねぇで早く落ち葉集めろ! おやつ抜きになるぜっ!」
ひゃーーっと慌てて走ってくる、3人は、それでも全開の笑顔だ。
急いで集めた落ち葉の山に、芋を仕込んで火を放つ。
勿論風があまり邪魔しない位置は確認済みだ。
ふんふん、と火加減を見ていたサンジは、ふと、ゾロが箒を逆さにして何本も木に立てかけるのを見て首を傾げた。
「…てめぇ…なにしてんだ?」
ゾロはほんの少しあらぬ方を見ると、小さく肩を竦めた。
ゾロが見やった方には、別荘の前の芝庭に置かれた白い机と椅子に腰掛けて楽しそうに談笑するナミとロビンの姿があった。
「…まあ、本来の用途とは違うんだがな…」
半ば諦め同然といった風に立てかけた竹箒を見つつ、ゾロは持っていたタオルを被せる。
「魔女よけだ」
意味が分からず首を傾げるサンジ達の奥から、ナミの声がかかった。
「サンジくーん、私達冷えてきたから、部屋に戻っておくわねー」
「はーい! いっちゃうのは寂しいけど、風邪ひかないようにしてねー♪ 後から温かいデザートもっていくよほー♪」
小躍りしつつ返答を返すサンジを見ながら、ゾロは1人頷いた。
箒は神様の一種という。
神なんざ信じはしないが、これは効いたのかもな。
箒の使い道はまだあるのだと、今度じっくりとまた教えるか…と思うゾロは、ご苦労さん、と箒をそっと撫でたのだった。
やまなし意味なし、オチ無し。
単に箒を使ってて、箒の使い道を考えていただけです。
だから、恐ろしい程に、脈絡ない文章(笑)
息抜きにしても、なんだかなぁ。まあ、そんなのもたまには有りということで…箒で掃きだしたい(笑)もう!
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ほしづき さき
性別:
女性
自己紹介:
活字がなくては生きていけず。
日本文化にひたりまくり。
年期の入った刀好き。
どおりで、落ちた先は緑髪の剣士よ…(笑)
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年期の入った刀好き。
どおりで、落ちた先は緑髪の剣士よ…(笑)
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