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 戻って参りました。
 2日間、がっつり能三昧。
 今年はそりゃもう天気がよく。快晴で雲一つない、という絶好のコンディションでした。しかも、中秋の名月、十五夜です。
 今年の十五夜は、十五夜だから満月ということではなかったので、十四夜と十五夜、どちらも堪能した形の薪能となりました。
 お城の石垣の前に組まれた能舞台。そして石垣から登る月。
 鳴り響く、笛と鼓の音。
 低い地唄の声の流れ。
 そして…

凄まじい風っ!

 …そーりゃもう…本当にこんな風の中の薪能は初めてというくらい強風でした。特に初日。
 ふと見た薪能用に飾られた提灯が九十度真横になってて下に向かないのを見た時には、それってどうよ? と真剣に考えた。
 あまりの風にこんなにハラハラした能も初めてでした(笑)いやはや、風流通り越して、小さな嵐でしたね。もの凄く絶好のロケーションなのにぃ。
 けれど、緑のざわめく音に風が来るのが分かり、その中を高い笛の音が渡る様はやはりとても気持ちの良い、優雅な時間でした。
 今年の薪能は演目もとても面白いものだったので、見ていて楽しかったし、何せ今年は席の当たりがよかったので、前列3列目からかぶりつきで見てきました(笑)
 大満足でした。
 楽しかった。
 そして、凍えるかと思う程に寒かったっ!
 次の日はその夜に備えて、服を買いに走り回りました。ええ、昨年は寒くもなく、暑いくらいだったので、油断してしまった。
 そんなわけで、何故か薪能に行って服を買い込んで帰ってきました。
 予定外だらけ(笑)
 昨日の薪能も秋らしい代物で、昨日の方が随分安心して見られた上に、楽しみにしていた千作お爺ちゃんの狂言もしっかり見られたので、もう言うこと無しでした。御年87才。どうぞ長生きして、また私達にその一言だけで奇妙におかしみのある素敵な芸を見せてください。…この間文楽の大好きだった方が亡くなったばかりなので、ちと哀しいんですぅ。
 ああ、また渋い話題ばかりを…。とりあえず、帰ってきた報告をしておきます。

 ああ、あっしゅさんと真夜さんからバトンを戴いているので、それは明日やりますね。
 では、ため込んだもろもろを頑張らなくては…うん。

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ほしづき さき
性別:
女性
自己紹介:
活字がなくては生きていけず。
日本文化にひたりまくり。
年期の入った刀好き。
どおりで、落ちた先は緑髪の剣士よ…(笑)
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素材元:十五夜  加工/構成:ashi