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どうしても手元の資料では足りないものがあったので、久しぶりに…というか相方のお供も兼ねて、図書館なるものに行きました。
最近はネットもあるし、欲しい資料は片っ端から探して安いのを入手していたので、借りるということをしておりませんでした。ついでに言えば、借りる為のカード期限を流していて、また作り直すのが面倒というのもありました。

相方はお話の資料の為に『アラビアンナイト』の読破をしていて、そのまま嵌ってしまって借りまくっているんですけどね(笑)私の方は、丁度今書いている話の資料がいる…と丁度いいからと探してみることにしたんです。
最近の図書館は検索パソが常備されているので、とても使いやすい。
そして、私が探す本というものは、ひたすら書庫の中に埋まっているということが判明。

やばいです。
普通の女性が頼む本ではないかもしれません。
というか前の貸し出し記録があれば、だ。昔から私がその手の資料ばかりを借りていることは一目瞭然!
あはははははは、今更かぁ。
一瞬で開き直りました。
とりあえず借りられる上限は五冊となっているので、選んで4冊。
頼むつもりの一冊は館内閲覧のみとなっていたので、閲覧させてもらって内容を確認したら、購入した方がいいということになり、さっさと著者名と出版社名を調べ上げ(笑)
そして書庫から出して、と頼んだ4冊が出てきました。
司書のお姉さんは、私の名前を呼び、そっと…そっと本当に本を差し出しました。
「あの…こちらに…なるんですが。いいですか?」
へ?
なんでそんなに困惑? と本に目をやり、私はあああああ、と酷く納得してしまいました…。
ご…ごめん、そうだよね、年代確認してなかったけど…これぞ図書館の本といわんばかりに…古いっ!
なんって古いっ!!
ボロボロー!
でも、これは別にいいんです…古くても…本当は新しいのが出版されれば良いんでしょうが、実はあんまりこの手の本は新しい専門書というのが出版されないんです…。
「内容を確認してみてください」
言われて中を開いてみようとしましたら、なんと、きちんと製本されているはずの本が中身ごと飛び出すじゃないですか!
こ、壊れてる!
「あああ、すみません、あの注意して読んでやってください。あの、よろしくお願いします!」
……本の修繕はどうした司書よ……。
「このまま持ってかえってですね、次に持ってきた時にどうしてこんなにボロボロにした…とか言わないですよね?」
思わずそう確認してしまったのは、間違いではないと思う。
すると司書のお姉さんは
「はい、最初からだと返すときに言ってください!」
元気よくそう言う。私、あなたの顔を絶対忘れない。忘れないから!名札見せて(笑)返す時はあなたに返したいですーっ!
内容を確認すれば、とりあえず我が家にある自分で揃えた資料と合わせれば使えると思う感じだったので、ボッロボロの本を持って帰りました。
古い本の匂いがします。
うっわー、落ち着く〜っ! なんか幸せーっ!
どこか間違えている気もしますが…えー、今PCの周りに本を山積みにして楽しく書いております(笑)
そんなわけで、今本に埋もれています。…あのぉ…お宝本いつ読むことができるんでしょうか?私…T_T
旧カナ使いなんかが混じる本にうっきうきしつつ…多分何の本を借りてるか…だいたい皆さん…想像つきますよねぇ…orz
まあ、参考程度なんだから、楽しく残りは読むんだーvvv
と浮かれつつ。
さて、書き物に戻ります(笑)

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ほしづき さき
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自己紹介:
活字がなくては生きていけず。
日本文化にひたりまくり。
年期の入った刀好き。
どおりで、落ちた先は緑髪の剣士よ…(笑)
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素材元:十五夜  加工/構成:ashi